コロナ禍も長く続く中、介護施設で働く私たちにとって「感染対策」は日常業務の一部になっています。
しかし今回、思いもよらぬ形で私たちの施設に 「熱が出ないコロナ」 が忍び寄ってきました。
■ 発見のきっかけ
ある利用者さんが「ちょっと咳が出る」と言い始めました。体温を測っても 37度以下。普段なら「風邪の初期症状かな?」と思うレベルです。
ところが翌日、その方が「味が分からない」と言い始め、念のため検査を実施したところ 陽性。
「えっ?熱が出てないのにコロナ!?」
スタッフ一同、驚きと不安で空気が一変しました。
■ 現場の混乱と対応
コロナといえば「発熱」がサインだと思っていたため、誰も疑いませんでした。
発熱チェックだけでは防ぎきれないことを痛感し、改めて 咳・倦怠感・食欲低下など細かなサイン をスタッフ全員で共有することになりました。
また、利用者様やご家族にも「熱がなくても油断できない」という事実を丁寧に説明し、理解を得るまでに時間がかかりました。
■ 学んだこと
今回の件で強く感じたのは、
- 「マニュアル通り」ではなく「利用者さん一人ひとりの変化」をよく見ること。
- 「熱がない=安心」ではなく、 小さな違和感を見逃さない姿勢 が大切。
コロナ禍も長引き、慣れから気が緩みがちですが、改めて “現場の目” が最大の予防策 だと実感しました。
■ 介護職としての心構え
介護職は「感染の最前線」に立たされることも少なくありません。
それでも私たちは、利用者様の安心と安全を守るために日々奮闘しています。
「熱が出ないコロナ」の存在は、現場にとって新たな脅威ですが、逆に 「チームで共有し、工夫する力」 を高めるきっかけにもなりました。
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