「睡眠3時間・救急搬送から復活!うつ・メニエールを改善した働き方と心身ケアの方法」

「管理職時代、睡眠3時間・救急搬送を経験した筆者が実践した心身回復の方法を公開。うつ・メニエール・突発性難聴などを克服した具体的な働き方改革とケア習慣を紹介します。」

働きすぎて壊れた心と体

私は元管理職として働いていた頃、常に仕事に追われていました。
休憩はわずか15分、家に帰ってもパソコンを開いて仕事をする毎日。
睡眠は3時間程度しか取れず、常にイライラして家族にも八つ当たり…。

そんな生活を続けた結果、5年ほど前から メニエール病、突発性難聴、聴力過敏、ヘルニア、高血圧 といった不調に悩まされるようになりました。

極めつけは、2年前の勤務中。
尿管結石の激痛で救急搬送され、「このままでは命を削ってしまう」と本気で危機感を覚えました。


一歩を踏み出し、産業医に相談

実はそれ以前から、会社のストレスチェックで「産業医との面談を強く推奨」と結果が出ていました。
でも「大丈夫、まだやれる」と無理を続け、相談を先延ばしにしていたのです。

ところが、日常でふと「車に飛び込んだら楽になれるかも」「高いところから落ちたら…」といった 自殺願望 が頭をよぎるようになり、これは放っておけないと気づきました。

勇気を出して産業医に相談し、仕事や家庭の悩みを打ち明けました。
「一人で抱え込まないこと」これが回復の大きな第一歩でした。


薬とカウンセリングで心を安定させる

面談の結果、私はうつ状態であると診断され、抗うつ薬を処方されました。
薬を飲むことに最初は抵抗がありましたが、徐々に気持ちの波が落ち着き、日常に少しずつ「安心感」を取り戻すことができました。

薬だけでなく、先生に話を聞いてもらえるだけでも心が軽くなり、まるで心の中に「逃げ場」ができたような感覚でした。


睡眠時間を取り戻すことの大切さ

最も大きな改善は 睡眠習慣 でした。
毎日3時間しか眠れず、免疫力も体力も回復できていない状態。
そのせいで、メニエールや突発性難聴、聴力過敏、高血圧といった症状も悪化していました。

安定剤の助けを借りながら少しずつ眠れるようにし、6時間、長い時には8時間の睡眠 を取れるようになったことで、驚くほど体調が回復していきました。

「睡眠こそ最大の薬」これは身をもって実感したことです。


働き方改革で「自分だけが背負わない」

管理職という立場もあり、私は「自分がやらなければ」と抱え込みすぎていました。
その結果、休憩は15分しか取れず、家でも持ち帰り仕事。

しかし、思い切って 業務の割り当てを見直し、スタッフに仕事を分散 しました。
「自分じゃなくてもできることは任せる」ことを徹底し、ようやく心と体を休める時間を確保できました。

さらに サービス残業をゼロにし、休息を最優先する生活習慣 を取り入れることで、着実に心身のバランスを取り戻していきました。


1年をかけて回復へ

産業医のサポート、薬物療法、睡眠改善、働き方改革。
これらを継続することで、私は約1年をかけて少しずつ回復することができました。

今振り返ると、「心と体を壊してまで仕事を優先する必要はない」というシンプルな真実にたどり着きます。
もし当時の私のように苦しんでいる方がいたら、ぜひ一歩踏み出してほしいと願っています。


まとめ

  • 一人で抱え込まず相談すること
  • 薬や医療の力を借りて心を安定させること
  • 十分な睡眠を確保すること
  • 業務を分散し、自分だけで抱え込まないこと

この4つが、私を回復に導いてくれた方法です。


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