介護現場では、ご利用者さまや職員同士との関わりの中で、時に「セクハラ」と感じる発言や行動が起こることがあります。今回は、実際の体験談を交えながら、介護職が安心して働けるようにするための具体的な対応策をまとめました。
体験談
ある女性職員は、男性利用者からの「かわいいね」といった軽い言葉が徐々にエスカレートし、業務に支障をきたすようになりました。彼女は勇気を出して上司に相談し、チームで対応。結果、職場全体の協力によって解決に向かい「スカッ」とした体験を得られたのです。
セクハラ対応の具体策 5選
- 一人で抱え込まず、必ず上司や同僚に相談する
→ 相談は「弱さ」ではなく「職場を守る第一歩」。 - 複数人で対応する
→ 特に入浴や排泄介助など、接触が多い場面ではチーム対応が有効。 - 記録を残す
→ 発言や行動をメモに残すことで、後の対応がスムーズに。 - 施設全体でルール化する
→ 「セクハラは許さない」という共通認識を周知し、方針として明文化。 - 必要に応じて専門機関へ相談する
→ 職場で解決が難しい場合は、労働基準監督署や労働相談窓口を活用。
まとめ
セクハラ問題は、決して一人で抱え込んではいけません。チーム全体で支え合い、施設としての対応を徹底することが、介護職員の安心とご利用者の信頼につながります。
介護は「人を支える仕事」ですが、働く人も守られるべき存在です。勇気を持って声を上げ、一緒に安心できる現場を作っていきましょう。
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